「え、これが左手主導ということなのか!」ある受講生の感動の瞬間
指導者養成コースを受講されている藤間由香利先生から、レッスンで感動的な報告をいただきました。
「正直、ハヴァシュ式の『左手が信号を送って右手に送る』という考え方に、最初は『いや、違うやろ』って思ってたんです。どうしても右手の方を重視してしまう考えが根強くあって…」
そんなYukari先生でしたが、ヴィタリーのシャコンヌを練習中にレガートがうまくいかない時、試しにハヴァシュ式のやり方を実践してみたそうです。
「右手は何も変えてないのに、自然とレガートに弾けるようになったんです!これが左手で右手を導くということなのかなって…『こういうことか』っていう感動がありました」
素晴らしい気づきです!
左手の動きが右手をリードすることで、意識しなくても身体の動きにまとまりができて、歌った通りに弾けるようになる。
「なぜぎくしゃくするのか?」の鍵を実感として落とし込まれた瞬間ですね。
「今後もずっと、左からなんとか信号を送ろうと思います」
そうです!そうすると、色々なことが乗り越えられますよ。
そして、これから大いに、生徒さんを助けるのにお役立てくださることでしょう。
レッスンで教わったことを自身で試し、気づきや疑問点をレッスンでディスカッションし、さらにそれを生徒さんにお試しいただいて効果を実感、というサイクルが、この教師養成コースの醍醐味です。