ヴァイオリン骨体操
私は筋肉が皆無と言っていいほど弱い
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スポーツとは無縁出来たし、筋肉を強くするたぐいのトレーニングは最も苦手です
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一般的に良いといわれる健康トレーニングでも、どこかを痛めるだけの結果に終わることばかりでした。
しかし!この本の体操は別です。
以前にワークショップを教えていただいた、遠藤記代子先生が書かれた本です。
「ヴァイオリン骨体操」(矢野龍彦/遠藤記代子 共著、音楽之友社)
「骨」というのがポイントです。
筋肉を意識せず骨を動かす意識でやることによって、その動きに関連する必要な筋肉だけを使うようになり、結果他の筋肉の脱力になると書かれているのに深く納得します。
この書籍の中の「7つのムーブメント」は秀逸で、とても楽しく体を動かすことができます。いやな筋肉を突っ張る動きはいっさいなく、達人の動き、動きの極意を教えてくれる体操です。自分の動きの偏りも教えてくれるように感じます。正しく続ければ、必ず楽器の演奏に役立つでしょう。
直接ご指導を受けられない方には、共著者の矢野龍彦先生監修の動画がとても助けになります。遠藤記代子先生自身も、近く動画を発表されるようにお聞きしています。