小指は「赤ちゃん」の扱いで
ヴァイオリン・ヴィオラの4の指、つまり赤ちゃん指は、最も小さくて弱い指です。
だから、指自体を鍛えて他の指のように使おうとすると、遅かれ早かれ無理が来てしまいます。
そこで、他の指が赤ちゃん指を補ってあげる使い方をします。
手全体を使うのです。特に親指と人差指=お父さん、お母さんの役割が大きいです。
赤ちゃんだけで行かせず、お父さんお母さんがついて行ってサポートします。
また、このように言うことも出来ます。
小指は指ではなくて、手のはしっこと思う
指と思ったら負けです。
動画に詳しく取りましたので、4の指の音色や音程に悩みのある方は御覧ください。
ところで、私のところでも感染拡大防止と生徒の安全を考慮して、先月から全員オンラインレッスンに切り替えました。
微妙な力加減やバランスは触れ合って教えるのが一番ですが、この状況になって試行錯誤するうちに、言葉や映像を通じて伝えるのに慣れてきました。
4の指のヴィデオを作るときも、それが役立ちました。
みなさんも動画レッスンを受けているつもりで、一緒に楽器を出してやってみてください。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
4の指のバランスを初めて生徒に本格的に教えるのは、鈴木1巻の「アレグレット」「楽しい朝」だと思いますが、うまくできない生徒がいて悩まれている先生にも、参考にしていただきたいです。