歌えない?簡単です!

ヴァイオリンで歌わせたい場所で、生徒がどうしても歌えない場合、楽器を横におかせます。
そして、まずドレミでその箇所を情感たっぷりに歌ってもらいます。
硬い人には、膝や全身でリズムを取りながら歌ってもらいます。
次に歌いながら、左手をヴァイオリンを弾くように動かしてもらいます。
(まだ楽器は持ちませんよ。)
ちゃんと自分の歌と指がリンクするように何度かやります。
楽しく指が動くようになったら、楽器を再び手に取って、弾くと、あら不思議!
美しく歌えるようになっています。

今日はバッハのドッペルコンチェルトの2楽章のソロを弾く生徒のレッスンをしていて、十六分音符のオブリガートで、このやり方が成功しました。
彼女の変わり方、感動的でした。
こういうとき、本当に教えていてよかったって思います。

ちなみに、ハヴァス氏のメソッドを取り入れたやり方です。