深くしゃがむ程、高くジャンプできる

 

人生には良い時と悪い時があります。

悪い時は、来るべき良きときに備えて、焦らず、腐らず、足元だけを見て、淡々と一日一日をすごします。

「深くしゃがむほど、高くジャンプできる」と言った方がいます。

辛い時にスッと心に入ってきました。

 

今だから申し上げられますが、私にとって、4〜5月ぐらいは、結構大きな「悪い時」でした。

 

自分と子どもの怪我が続き、通院の毎日だったのです。

一日に数回という日もあったほど。

私は、翻訳作業(エンドレスなタイピング)を詰め込んだのがたたったのか、左肘が痛くて動かせなくなり、しばらくヴァイオリンが全く弾けなくなっていました。

診断は、左肘関節に石灰が溜まっているとのこと。

これは、以前私は肩でもやっています。石灰がたまりやすい体質もあるそうです。

整形外科のリハビリに毎日のように通いつめました。

「『痛みの予防』を教えている私がなぜ?!」と思ったりもしましたが、今考えてみれば、だからこそ良かったのかもしれません。こういう経験は、痛みのある人を教えるのに役に立ちますので。一切弾けないのにどうやって練習するかなど、経験からお教えできますよ。

 

自分の練習で言っても、怪我以降、ますます「無駄弾き」な練習はしなくなりました。筋肉に頼った練習をして時間を浪費するどころか、頼れる筋肉が私にはないので、わかりやすいです。

また、何のために弾くのかということについても、深く内観する機会になりました。

 

渦中で最も具体的に焦ったのが、アンサンブルそれいゆの大きな本番を控えていたこと。

降板手前まで行きましたが、なんとか無事間に合って、勤め上げられました。

メンバーには心配と迷惑をかけましたが、奇しくもその時の演奏は、はばからず言うと、「会心の出来!」(当社比)といえるものでした。

深くしゃがんで高くジャンプ!できたのでしょうか。

 

今はすっかり回復しましたので、ご安心を!

ヴァイオリンが弾けることに、毎日が感謝です。

 

その時の写真↓

長年児童福祉に寄与された方の勲章授与祝賀会での演奏でした。

私の子ども二人も保育園育ちなので、感謝を込めて演奏しました。

 

これを読んでいるあなたも、実は苦しい時をすごされているのかもしれませんね。

あきらめないで、腐らないで、一歩一歩、進まれて、高くジャンプされる日が来ますように!