肩当て vs パッド

ハヴァシュ先生は、ご著書で、ブリッジ型の肩当てを推奨されています。

この点だけはどうも私には当てはまらず、肩を痛めてしまった経験があるからかもしれませんが、ブリッジ型の(KUNなど)肩当てをすると、どうしても古傷が痛みます。

ブリッジ型はハイポジションに上っていく時にやりやすいですけどね~。
まあ、しょっちゅうハイポジションに行くわけではないので、深追いしていません。
今度レッスンを受けるときに、ハイポジションとの行き来のことを聞いてこようと思っていますが。

秋に発売予定の邦訳版作成課程で、著書が書かれた1961年からずいぶん時間がたち、色々なパッドや肩当てが登場したこともあるし、その後の教授経験からお考えが変わっていないかどうか、すごく興味があったので、ハヴァシュ先生に質問してみました。

そしたら、「全く意見は変わっていません」とお返事がありました。

これは、珍しく、私と意見が一致しない点です。
(経験も実力も桁違いなのに、不遜ですが。今のところ、です。)

私は自分がパッド派(orなし派)だからか、生徒にもパッド派が多いです。
しかし、ハヴァシュ先生の意見を知ってから、先入観を持たないように気をつけていて、先に肩当てを試してみて生徒が違和感を持つようならパッドという順番にしていますが、結構な割合でパッドまたは、何もしないを選ぶ生徒が多いです。

要はどちらであっても、ギュッと挟んでしまったらNGですし、どちらであっても、左手右手の動きを制約しな持ち方で、力みの拠点を首や肩周りに作っていなければOKです。

ハヴァシュ先生もその点は同意してくださると思います。

引用元:

ハヴァシュ・バイオリン奏法 ―― 力みをとり、あがりを克服するアプローチ/ヤマハミュージックメディア


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