菊地洋一先生とお会いしました!

前記事に書いた、菊地洋一さん【元GE(アメリカの原発メーカー)でBWR110万(浜岡3・4号機と同型)の

日本初建設(東海・福島)の際の現場監督。現在宮崎在住。】と、昨夜、一緒にお食事をしながら直接お話しを伺う機会に恵まれました。

私が10年来お世話になっている東洋医学の先生のお世話によるその村の人のお食事会の席でした。

菊地先生のお話から、報道されていない、原発や放射能の事実を詳しく勉強させていただきました。

改めて、今日本は存続の岐路に建っているのだなあと再認識しました。

菊地さんは、最初は、技術者として、原発を設計して監督する、作る側でしたが、安全についての必要なことがあまりにもないがしろにされていく現実から、20年前より、「反原発」の腹をくくって、個人として活動をされているとのことです。

自分が高い技術を持っていて大企業で責任あるポジションにありながら、そのすべてを捨てて、子孫のために悪と戦うという、困難で孤独な人生を選ぶことを実践されているのです。

驚きと共に、心から敬意を表します。

直接お会いしてみて、奥様ともども、素晴らしいお人柄の方々と感じました。

長いお話の後の質疑の時、ポロリと漏らされたのですが、「いくら私が活動しても、一個人でしかない。」「国民がこの現実を前にして、おとなしすぎる。なぜ反原発運動が高まらないのか、声が上がらないのか、不思議です。」との言葉が胸に刺さりました。

やはり、皆どこか他人事であるのでしょうか。

少しずつ、私もブログで、今日のお話の内容をお伝えしていきます。

菊地先生、ありがとうございました。

なお、菊地先生のお話の内容は、YouTube の「2011年3月29日菊地洋一さん講演記録in静岡」という画像でも40分間の講演が見られます。

ぜひぜひ、ごらんください!

http://www.youtube.com/watch?v=Rbj-vPouRxg