ハヴァシュ先生の「12回レッスン」
ヴァイオリンが大好きで、練習すればするのに、やってもやっても上達おぼつかなく、むしろ身体の痛みに悩まされ、心身ともに疲れ切ってしまう、というヴァイオリン病の分析と、解決アプローチを示したのがハヴァシュ式アプローチです。
ハヴァシュ先生が世に出たのは、書籍”A new approach to violin playing” =「ハヴァシュ・バイオリン奏法」として私が翻訳してヤマハミュージックメディアさんから2015年に出版していただいた本です。原書は本の裏にメニューインの推薦文とサインが載っています。(日本版では序文)
この本により、心動かされた教師やアマチュアが先生のところに詰めかけて来るようになったので、世の中にさらなる説明の必要に迫られて、ハヴァシュ先生が書かれた本が”Twelve Lesson Course”です。
この本は日本で出版されてないので、英語版のみです。
1冊目の本では、ヴァイオリンの難しさの定義と、アプローチを変えればどんな境地がひらけてくるのかということが提示されましたが、この本ではさらに具体的に「どうやってやるのか」の部分にフォーカスされています。レッスン内容の例として、12ステップの文章と絵と簡単な楽譜で構成されています。
しかし、具体的であればあるほど、その後の先生の教授経験により、修正が加わっていきます。
”Twelve Lesson Course”が出たのが1970年なので当然です。私がハヴァシュ先生にお会いして習ったのは2014〜2018年なので、実際ずいぶんと新しい教え方を付け加えられていましたし、逆にもう採用されていない教え方もありました。
ですので、私としては同じコンセプトで、「ハヴァシュ・バイオリン奏法」で提示した素晴らしい状況を、「どうやって」私が生徒に再現しているのか、をレッスン形式で、文章と今風に動画で表現しようとしたのが「ハヴァシュ式デジタルレッスンby石川ちすみ」ということになります。
サイトなので、12といわず、もっと書けるので、16ステップになりました。
経験から修正が必要になれば、いつでも修正できるので、古くなることもありません。
これが出せたことは、私の人生で得た素晴らしいヴァイオリンの上達法を、ひとりじめにすることなく、求める方には誰にでもシェアできるという、精神安定になっています。
値段に見合った価値を提供できるのか、出す前は少し不安でしたが、幸い、喜んでいただけているようで、中には対面レッスンしたような効果を出せてる人もいるので、安堵しています。
「ハヴァシュ式デジタルレッスンby石川ちすみ」にご興味持っていただける方はこちらからどうぞ。
ハヴァシュ先生の”Twelve Lesson Course”の翻訳本は出せてませんが、抜粋を読んでみたい人は、「公式メルマガ過去記事アンコール」にご登録ください。