石と竹

随筆石と竹 「道」

2017年9月6日更新

6月にポーランドを訪れた折、首都ワルシャワでのワークショップを終えた後、現地の尺八愛好者アダムから声を掛けられた。 「先生はビールは好きですか?」 「大好き大好き、日本でも毎日飲んでます」 「では今夜は私がポーランドのビ
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随筆石と竹 「ハイスクールララバイ」

2017年5月1日更新

阪神甲子園球場は拙宅から阪神電車一本で行くことが出来、ドアツードアというかドアツーゲートで30分ほどの近さである。 小学生の愚息が少年野球をやっていることもあり、ここ数年、春夏の高校野球開催期間中には1~2回は訪れる。プ
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随筆石と竹 「お年玉」

2017年2月17日更新

  もうこの歳になると人様からお年玉を頂くことはなく、もっぱらあげる一方であるが、今年の正月は嬉しい嬉しいお年玉をもらった。 2017年1月はライブを2回聴きにいった。一つ目はまだ年が明けて早々の5日、昨年メジ
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随筆石と竹 「顔」

2017年1月19日更新

  私は自分の顔がキライである。 低い鼻、鼻より前に出た唇、目の下に幾重にも重なったクマ、やつれたようなほっぺた、すっかりハゲ上がってしまった頭、冴えるものは何一つない。毎朝洗面台の鏡に現れるオッサンにはゾッと
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随筆石と竹 「国内尺八事情を少し」

2016年11月21日更新

  前稿では海外へ展開している尺八について少し触れさせていただいた。ありがたいことに少なからず反響があった。 では、今回は国内での尺八事情はどうなっているのかについて少し記してみたい。 一部では”絶滅危惧種”の
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随筆石と竹 「KSK」

2016年9月6日更新

  尺八はインターナショナルな楽器である。 特に近年はヨーロッパの様々な国と、台湾から中国本土への広がりがもの凄い勢いで進んでいる。私の周りも例外ではなく、このところ色々な国の尺八吹きとお会いする機会が多くなっ
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随筆石と竹 「ファイト!」

2016年6月18日更新

  3分間はとても長い時間である。   生まれて初めてプロボクシングを観戦した。 先日、式典での演奏依頼をいただいたタクシー会社がボクシングジムの後援をされており、式典の担当者から「石川さん、今度ボク
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随筆石と竹 「ささゆり庵」

2016年5月20日更新

  ”やまとはくにのまほろば~”と、古人が詠んだように奈良はとてもよいところである。   その奈良県のほぼ東の端、三重県との県境近くの高台に『棚田の宿 ささゆり庵』は在る。 周囲には地形を活かした棚田
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随筆石と竹 「ある一つの念願」

2016年4月20日更新

1月0回、2月1回、3月7回。 今年に入っての私の本番(人前での演奏)の数である。 極端ですがな。おまけに3月はスケジュールがバッティングして1回お断りせざるを得なかった。もう少しうまく散らばってくれればいいのであるが、
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随筆石と竹 「★」

2016年3月9日更新

  デヴィッド・ボウイが逝ってしまわれた。 私がロックにのめり込んでいた中学、高校生時代には、特別熱心なデヴィッド・ボウイ(以下敬意を込めてボウイ)ファンと言うわけではなかった。しかしその当時、FM大阪に「ビー
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随筆石と竹「55Go and Goes On!」

2016年1月31日更新

ここ数年、1月はさほど忙しくないので、身体を休めたり、のろのろと一年の計画を進めたりしている。特に今年の1月は本番が1つも無く、録音が1回だけというヒマぶりで、ほとんど冬眠状態であった。おかげさまで一ヶ月ほどのんびりして
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随筆石と竹 「東へ西へ」

2015年12月29日更新

私は人見知りと面倒臭がりという性格もあり、普段接する人は同業の人が殆どである。それが、この2ヶ月ほどのうちは珍しく、他ジャンルの人たちとご一緒させていただく機会が多かった。 11月には地唄舞のトキジョ先生からお声がけを頂
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随筆石と竹 「らず」

2015年10月24日更新

”おにぎらず”がブームである。 ”おにぎらず”とは、具をごはんで挟んだサンドイッチのようなものである。作り方は、大きい海苔(”おにぎらず専用”という商品もある)の上にごはんを広げ、その上に具材を置き、二つ折りにする、ある
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随筆石と竹 「香り立つ」

2015年9月6日更新

  その昔、某元総理は奥方から“脇が甘い”と叱責されたが、私は近ごろ”脇(腋)がクサい”。 今年の夏前頃だったか、ねっとりとした汗をかいた本番の後、楽屋において私は異臭に気がついた。そのにおいは、私があまり得手
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随筆石と竹 「古典と現代」

2015年7月13日更新

7回目の「三ツ星会」が終了した。  「三ツ星会」とは、細見由枝さん、竹山順子さんの絃方、それと尺八の私との3人で組んでいる、古典を研鑽する同人会である。毎回3人による三曲合奏(三味線、おこと、尺八の合奏)を2曲、そして、
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