第五回石川利光尺八リサイタル「不惑」
2001年1月8日(月・祝) 13:30開場 14:00開演
■会場 :
ザ・フェニックス・ホール
<〒530-0047 大阪市北区西天満4-15-10 ℡06-6363-7999>
梅田新道・東南角 同和火災フェニックスタワー内
■料金 :
前売予約:2,500円 当日:3,000円曲目/Program
尺八古典本曲
「息観」「古伝巣籠」
Sokkan, Koden Sugomori横山勝也作曲
「惜春」
Sekishun福田蘭童作曲
「月草の夢」「月光弄笛」
Tsukikusa no yume, Gekkou Routeki「夕暮幻想曲」
Yugure Gensou Kyoku石川勾当作曲
「八重衣」
Yaegoromo
助演/Guest (出演順)
西 陽子(箏)
細見由枝(箏)
小原清耿(三絃)
徳野礼子(箏)
リサイタルによせて
今回も自分の好きな曲、思い入れの深い曲をプログラムし、私が絶大なる信頼をよせる優秀な奏者に助演をお願いすることができました。私の音にどのような彩りを加えていただけるのか、とても楽しみです。
2001年成人の日、ザ・フェニックス・ホールにてお待ちしております。It was ten years ago when I gave my first solo recital “Get up at the age of thirty”, in a small hall in Takatsuki, Osaka. At that time, I determined to present the recital entitled “Fu-waku (No delusion)”, ten years after my debut. Now I am surprised by that the time really flies like an arrow, and the day of my 5th recital “Fu-waku” is very near.
In this recital, I am very lucky to have the supreme guest musicians whom I trust. I am looking forward to see how they color and enrich the memorable pieces that I love. I would like to present the sound with no delusion for the other Japanese music masters, firends, disciples and all the people who kindly support my music career.
I see you in the 8th of January, 2001, in THE PHOENIX HALL.
ごあいさつ (プログラムより)
本日は新年のお忙しい中「石川利光尺八リサイタル~不惑~」に御来場下さいましてありがとうございました。
私が尺八を手にしたのは18歳の時、ふとしたきっかけからでした。それ以来、自分の才能の無さに幾度となく挫折しかけましたが、無我夢中で吹いているうちにそれが仕事となり、”不惑”の年を迎えることができました。自分の好きな道を職業として生きることはこの上ない喜びであり、竹縁で巡り会った多くの方々に支えられ現在の自分があることを思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は専門家を志した時から、自分が尺八を吹くことによって世界平和に貢献したいと考えるようになりました。まだまだ私にはその力はありませんが、尺八という楽器と私が目指す音楽にはそれだけの可能性があると信じています。私はこれからも世界平和を希い、私自身の「不惑」の音を求め吹き続けて参ります。
最後までゆったりとお聴きいただき、厳しいご批評を賜りますようお願い申し上げます。