第12回石川利光尺八リサイタル「独竹」
文化庁芸術祭優秀賞を受賞いたしました。
平成20年度文化庁芸術祭参加/
関西元気文化圏参加事業
大阪市助成
2008年10月28日(火)
- 開場:18:30/開演:19:00
- 会場:ムラマツ リサイタルホール新大阪
- 入場料:前売/3000円・当日/3500円
曲目
尺八古典本曲「松巌軒鈴慕」
福田蘭童作曲「深山蜩」「旅人の唄」「桔梗幻想曲」
長澤勝俊作曲「詩曲」
前田行央作曲「恵みあふれる雨」
ごあいさつ(プログラムより)
本日はお忙しい中『石川利光尺八リサイタル~独竹~』に御来場下さいましてありがとうございました。
早いもので私が尺八を手にしてから三十年、初めてのリサイタルを披いてから十五年の歳月が流れました。
竹の筒に穴を開けただけというシンプルな構造の尺八が、日々向き合う度に新しい発見を起こさせ、今なお私を魅了してやみません。初リサイタルのタイトル『一管懸命』は当時何気なく造ったものですが、十五年後の現在”命を懸けて竹を吹く”ということがどういうことかようやく判りかけてきた気がいたします。
今回のリサイタルは意を決して全て独奏曲でプログラムを組みました。それぞれがその成立した時代で”名曲”と評価される曲です。歴史的な変遷をも含め「尺八」の持つ様々な”貌”を表現できれば、と考えております。
どうか最後までゆったりとお聴きいただき、厳しいご批評を賜りますようお願い申し上げます。
末文になりましたが、ご協力いただきましたすべての方に心より御礼申し上げます。
2008年10月28日
石 川 利 光