Photo(c)K.Kinoshita

尺八演奏家。大阪府出身。

琴古流尺八および古典本曲を田嶋直士に、のちに故・横山勝也に師事。横山勝也に直接師事した数少ない演奏家の一人として、その芸統を今日に受け継ぐ。古曲を五世荒木古童に師事。NHK邦楽技能者育成会第37期首席修了。NHK邦楽オーディション合格。

横山勝也から受け継いだ古典本曲の伝承を生涯の使命とし、流派を問わず受講生を受け入れる「本曲講習会」を30年にわたり開催。古典本曲および福田蘭童作品の伝承に努め、門下から多数のプロ演奏家を輩出している。国際尺八研修館(KSK)常任講師。

平成5年、初リサイタル「一管懸命」を開催。「いい音を出したい、上手になりたい、お客さんを喜ばせたい」——「一管懸命」に込めたこの心を今も演奏活動の原点とし、以後「不惑」「咆哮」「知命」「キセキ」など、その時々の境地を主題に掲げたリサイタルを20回にわたり重ねる。令和6年より神戸リサイタル「そして神戸」を開始。

文化庁芸術祭音楽部門にて新人賞(平成16年度)、優秀賞を二度(平成20年度・平成27年度)受賞。平成17年度青山音楽賞バロックザール賞受賞。

レパートリーは古典本曲、福田蘭童作品、新作現代曲の三本柱。武満徹「エクリプス」をはじめとする現代作品や委嘱初演にも積極的に取り組み、古典の「凄味」と現代の創造を一管でつなぐ。ソロCD「一管懸命」シリーズ(全3作)では一尺八寸管による古典本曲を体系的に録音、教則DVD「石川メソッドによる 尺八 日々の練習」を制作するなど、演奏の記録と次世代への教育にも力を注ぐ。

平成2年より国際交流基金の派遣等により、インド、アメリカ、スイス、オーストリア、ポーランド、ベルギー、オーストラリア、シンガポール、ドイツ、リトアニア、ロシア、イギリスの12か国で公演し、尺八の魅力を世界に発信。

米村鈴笙、岡田道明と尺八三本会「風童」、兄・石川憲弘と「石川ブロス」、細見由枝、竹山順子と「三ツ星会」を結成し、関西を中心にCD録音、放送、コンサート活動を展開。「福田蘭童作品展」「管絃浪漫」「秋の夜長の尺八本曲」等のコンサートや尺八講習会をプロデュース。

大阪邦楽ゾリステン代表。石の会主宰。青山音楽賞選考委員。

受賞・研修歴

   • 平成7年度 文化庁芸術インターンシップ研修員

   • 平成8年度 大阪府芸術劇場奨励新人

   • 平成9年度 第3回全国邦楽コンクール奨励賞

   • 平成16年度 文化庁芸術祭音楽部門 新人賞

   • 平成17年度 青山音楽賞バロックザール賞

   • 平成20年度 文化庁芸術祭音楽部門 優秀賞

   • 平成27年度 文化庁芸術祭音楽部門 優秀賞

リサイタル歴

   • 平成5年 第1回「一管懸命」

   • 平成8年 第2回「尺八浪漫」

   • 平成9年 第3回「SHAKUHACHI HYPER BATTLE」

   • 平成11年 第4回「SHAKUHACHI HYPER BATTLE 2」

   • 平成13年 第5回「不惑」

   • 平成14年 第6回「咆哮」

   • 平成15年 第7回「去来」

   • 平成16年 第8回「突破」

   • 平成17年 第9回「渾身」

   • 平成18年 第10回「虚心」

   • 平成19年 第11回「風来疎竹」

   • 平成20年 第12回「独竹」

   • 平成21年 第13回「和平楽」

   • 平成22年 第14回「竹心」

   • 平成23年 第15回「知命」

   • 平成25年 第16回「竹一夜」

   • 平成27年 第17回「供竹」

   • 平成29年 第18回「尺八会」

   • 令和元年 第19回「秋麗」

   • 令和3年 第20回「キセキ」

   • 令和6年〜 神戸リサイタル「そして神戸」

ディスコグラフィー

   • 平成12年 ソロCD「一管懸命~一尺八寸管による尺八古典本曲」

   • 平成14年 ソロCD「一管懸命Ⅱ~一尺八寸管による尺八古典本曲」

   • 平成17年 福田蘭童作品集CD「尺八浪漫」

   • 平成18年 CD「石川ブロス」

   • 平成20年 ソロCD「一管懸命Ⅲ~一尺八寸管による尺八古典本曲」

   • 平成25年 古典本曲CD「独竹I」

   • 平成26年 委嘱作品CD「渾身」

   • 令和元年 教則DVD「石川メソッドによる~尺八 日々の練習」

   • 令和3年 榊原明子制作CD「周麗」参加

ENGLISH PAGE

石川利光プロフィール” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です