ビデオ通話でヴァイオリンのレッスン

 

ハヴァシュ式入門教本「弓は踊る」を買っていただいたことで知り合った、オーストラリア在住の女の子に、先月からビデオ通話でレッスンしています。

 

ヴァイオリンは普通、差し向かって一緒に弾いたり歌ったり、手を触れあって教えるので、これまでは画面を通したレッスンなど想像も出来ませんでした。

 

もちろん、早くからスカイプレッスンをされている先生のアメブロなど興味深く拝見していて、海外在住の生徒さんに長期に渡りスカイプレッスンされて成果をだされていて、時には発表会に合わせて帰国した生徒さんが、他の門下生と一緒に参加されいてる様子には驚いておりました。

 

そして、私もここに来て、この子のお母さまの熱意や困り度を見ていて、一度やってみようという気になったのでした。

 

初日は機材チェックとご挨拶をし、次の日から、生徒の集中力も考えて、20分レッスンでスタートしました。スカイプは調子が悪いことが多いので、先日よりFacebookのメッセンジャーにしました。

 

レッスン内容は、週1回で「弓は踊る」のテキストに沿って、少しずつ進めています。

先日は、レッスン2の「バイオリンのうた」「ロンドン橋」を、歌いて、楽器を肩の上に乗せてはじいて、デュエットするところまでできました。そして、レッスン3のバイオリンの構え方(エクササイズ8)を新しく教えました。次回は弓のエクササイズに入る予定です。

 

生徒は、あどけなくてとっても可愛らしい6歳の女の子です。

画面を通して、いつもとびきりの笑顔でご挨拶してくれるので、

私も彼女のリビングルームに向かって、必死で伝えています。

今のところ、お母さんのサポートの下よく理解していただいて、安堵しています。

このお母さんのご協力は大きいです。

実は、ビデオ通話の最大の欠点として、音声の遅延があり、生徒と私で一緒に歌ったりアンサンブルができないのです(数拍ずれてしまう)。これを補うために、その場にいるお母さんに、Mちゃんと弾いたり歌ったりしてもらっています。それを私が聞いて、コメントしたり、お手本を示すという方法でレッスンしています。

お母さんは以前にお子さんと一緒に弾いたり教えたりするためにと、バイオリンを3年間習われたのですが、それが役に立ったと喜ばれていました。

お母さんの努力が実を結んだのですね!

 

ビデオでのバイオリンレッスンは、私にとっても初めての試みで、試行錯誤ですが、こうして楽しく受講されて、進歩されることがわかってきて嬉しいです。