尺八奏法Q&A (2000~2010年分 目次)
たいへん永らくお待たせいたしました。
私自身、より良い吹き方を日々模索していることもあり、なかなか掲載するに至りませんでした。
講習会や門下生から出てきた質問とその回答がたまってきましたので、少しずつ公開することにします。
なお、これはあくまで私の経験による主観的なものですので、疑問のある方は参考程度にとどめておいてください。
また、このコーナーの充実を図るため、吹奏や演奏に関する様々なご質問をお待ちしております。(石川 までどうぞ。)
なお、最近の奏法解説の中で、私がお薦めできるものとして、国際尺八研修館のHP内の「今月のワンポイントレッスン」(現在は終了しています。)と、善養寺恵介氏のCD付き教則本「はじめての尺八」(音楽の友社)をあげておきます。こちらも丁寧でとても参考になります。
2000年10月に出版された菅原久仁義氏の「鳴るほど・ザ・尺八 尺八入門」はとても良くできた教則本です。これまでの教則本にはなかなか載っていない吹奏に関する原理的なことが大変わかりやすく書かれてあります。また、練習曲が54曲収められており、菅原氏の尺八とギターの伴奏で録音されたCDが付いているので、上達に合わせて効果的な練習ができるようになっています。これ以外にも、なかなか気が付かないポイントやアドバイスが随所にあり、初心者のみならず、中級・上級者にもおすすめします。琴古系。都山系の2種類があり、CD付きで4000円です。興味のある方は菅原さんのHP”しゃくはち風庵”をご覧下さい。
(2000年7月1日記)
- 息継ぎ
- 唾液の分泌
- 持ち替え時のポイント
- 素吹きの音を曲の中で出すには
- 音出しの練習方法その1
- 管の表記方法について
- 楽譜に記号が無い
- 大メリの練習方法
- 音のスピード感
- 指のふさぎ方
- 半音のユリ
- 大メリ
- 肺活量
- タンギング
- 虚吹
- ウの出し方
- メリ音が高い
- ハの五(都山ピ)がうまく吹けない
- 外吹き
- ヒのメリ(甲のハの半音)の出し方
- 上管練習法
- 差音
- 身体をゆるめる
- 唇の形
- 尺八の音色
- 師匠につくメリット
- いつも調子が悪い?
- ユリ(ヴィヴラート)
- 時間が無いときの練習
- 吹き切り
- 楽器の持ち替え
- 露が多い
- 唇がふるえる
- 練習用尺八の選定
- ほっぺたがふくらむ
- 長管の半音
- 深く、キレのあるメリ音
- 構えのねじれを直す
- 師匠のように吹きたい
- アンブシュア
- 内吹きと外吹き
- 高くて小さい音
- 「甲のロ」の練習方法
- メリ音の指使い
- 自分のピッチ その2
- 姿勢のチェック
- 甲音の練習方法
- 自分のピッチ
- 七孔尺八の運指
- 長管の構え方
- 楽器を揃える順序
- 歌うように吹く研究
- リズム感を良くしたい
- 古管の吹き方
- 長管の塞ぎ方
- 音に雑音が混じる
- 七孔尺八への改造
- 独習で古典本曲を吹くには
- 5孔トリルをうまく打つには
- 曲の中で乙ロをうまく吹くには
- メリ音の練習方法 その2
- 暗譜
- メリ音の開け方について
- フラッターの練習方法
- 舌の位置
- タンギング、コロコロ、カラカラ
- 楽器の持ち替え
- 音量の意識
- 力強い音を出すには
- 緊張しない方法
- NHK邦楽技能者育成会について
- メリ、カリ、ムラ息、ユリとは?
- 充実した音を出すには?
- メリ音の良い練習方法は?
- 吹くときにどのような意識を持てばよい?
- 大きい音をだすには?
- 構え方の矯正について
- 右手の位置について
- アタリをつけずに尺八を吹くには
- コミ吹きについて
- コロコロについて